今更スコアメイクも何もない。
自分に対する情けなさと怒りを抑えられず、
力を振り絞り思いっきり、球を打った。
ところが、残念ながら自分の打った球が
フェアウェイの地面にくい込んでいるようだ。
ゴーさんはこの球が自分の球であるかどうかを確かめるために,
球を拾い上げようとした。
そこでルーさんの目が光った。
ルーさんは「同伴競技者に前もって自分の意思を告げ,
球の位置をマークし、同伴競技者に立ち会う機会を与えて,
はじめて無罰で拾い上げることができるのですよ。
その結果,球が地面にくい込んでいた場合には救済を受けられ,
その際球をふくことができるのですよ。
そうでない場合には球をリプレース
(規則に従って、いったん拾い上げたボールを
元の位置に再び置くこと)するが、
球をふくことはできないのですよ。
リプレースするときは同伴競技者に
立ち会う機会を与えなければならないのです。
もしこの処置を怠ったときは,プレーヤーは1打罰を受けますよ。規則20-1」
フーさんは1「ふ〜、この場合の1打罰は、
球の拾い上げによる罰ではなくあくまでも、
同伴競技者の周知を求めなければならないと言うものです。
(規則1-4,規則25-2 裁定25-2/7)
又、芝草を短く刈ってある区域で裸地になっている場所に
打球の勢いで,球がくい込んだ場合は、
罰なしに球を拾い上げてふき,ホールに近づかず,
球の止まっていた箇所にできるだけ近い所に
ドロップすることができます。(規則25-2 JGA25-2/1)」
ゴーさんは、結局同伴競技者に立ち会う機械を与え無罰で、
次打を打った。
これがなんとなんと、
チップイン(グリーンの外から打ってカップイン)
となったのである。
ゴーさんは、前の4打罰が悔やんでも
悔やみきれない表情に固まっていた。
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